森源太、初の書籍となる
ひとりの大人として、今、子どもたちに伝えたいコト
-Your Life is Yours-
ここでは、その内容を ちょっとだけお届けしちゃいます!!
【ちょい見せオイのコト・その9】
ママチャリ日本一周ストリートの旅の初日は
当時の県庁所在地である浦和市に行きました。
もちろんスマホのナビなんかは、当時は存在しません。
まずは浦和駅を目指して、地図と道路標識をたよりにしての出発でした。
自転車で行けば普通は1時間ほどの道のりでしょうか。
でも僕の自転車には大きな旅の荷物、そして背中にはギター。
慣れない重さにバランスをとって真っ直ぐ走ることさえ難しく、
フラフラと何度も転びそうになりながら、歩行者の人や車の邪魔になりながら、
4時間ほどもかけてやっと浦和駅にたどり着きました。
・・・その浦和駅前で僕の不安を一発で笑顔に変えてくれる出来事が起きるのです。続きは本で♪笑
『オイのコト』第4章・ママチャリ日本一周【出会い、そしてゴール】より
【ちょい見せオイのコト・その8】
(2001年23歳の頃、ママチャリで日本一周の旅に出ることを人に相談し・・・)
否定される度に口では、「そうですよね……」と言いながらも、心が全く納得していなかったんです。
「確かに旅に出たけんってプロの歌手になれる保証はどこにもなか。
ばってん、こん旅に出るその一歩には、何か大切な意味のある気のする……」
何故か心がそう言っていました。
だから、頭ごなしに否定されることに、強い違和感があったんです。
結果的に、その違和感は正しかったです。
この旅は、僕の人生にとって大きな大きな転機となりました。
その後の僕の人生を大きく動かしてくれることとなる、ある人との出会いがありました。
その時の僕にはもちろんまだ知る由もないことですが……。
『オイのコト』第3章・ママチャリ日本一周【旅立ち】より
【ちょい見せオイのコト・その7】
子どもの頃、僕は大人という存在に対してこう思っていました。
大人はみんな疲れている。
テレビに向かっていつもグチや文句を言っている。
いつも何かに溜息をついている。
働くということは苦しいこと、疲れること。
生きていくって大変なこと。
大人になんか、なりたくないな。
子どもの頃、僕はそう思っていました。
しかし、東京でのある人との出会いが、僕の大人への価値観をぶち壊してくれることになるのです。
『オイのコト』第3章・ママチャリ日本一周【旅立ち】より
【ちょい見せオイのコト・その6】
(大学に入り)
お酒を覚え(今も大好き)、タバコも覚え(今は辞めた)、合コンも覚えました。
学費とアパートの家賃は親に仕送りをしてもらい、遊ぶお金はバイトをしながら稼いでいました。いや本当は、親には仕送りの他にお小遣いももらっていました。恵まれた甘えた大学生ですね。
ろくに学校には行かずにバイトと遊びに明け暮れていました。髪の毛も脱色して金髪にしてみたり。思いっきり大学デビューの調子に乗った学生でした。
そんなある日・・・・・・(続きは本で読んでね♪笑)
『オイのコト』第2章・大学時代より
【ちょい見せオイのコト・その5】
ママチャリ日本一周ストリートライブの旅に出ることについて、もう人に相談することは辞めようと思いました。
他の誰かではなく、自分の心と相談することにしました。
僕の心は言っていました。
旅に出たい。
旅に出て今を変えたい。
旅に出て自分を変えたい。
今のこの東京での情けない毎日から抜け出したい。
野宿でもいい。旅の中で自立した自分で在りたい。
そして――
「この一歩からは絶対に逃げてはいけない。逃げたら後悔することになる」と。
『オイのコト』第3章・ママチャリ日本一周【旅立ち】より
【ちょい見せオイのコト・その4】
(中学生になり)何の部活に入ろうかな?と考えていた時、こう気が付きました。
『サッカーとか野球とかは、小学生の頃からしよるヤツには絶対に敵わん。
だけん、だいも(誰も)した事の無かスポーツにすれば、オイでん(でも)レギュラーにならるっかもしれん(なれるかもしれない)!』
(・・・って考えて何の部活に入ったかは本で読んでのお楽しみ♪笑)
『オイのコト』第1章 小・中学生時代より
【ちょい見せオイのコト・その3】
この感想文(前回載せたやつね)を読んだ時に、涙が出そうになりました。
大切なことに気付かせてもらいました。
「下手くそでん良かけんが、心ば込めて伝えれば良かとか。
オイたち大人の言葉とか表情とか生き方とか、子どもたちは見てくれとっとばいね。
何も飾らんで良か。たとえ笑われたっちゃ遠慮せんで良か。
自分の大切に思う事ば、心ば込めて伝えれば、ちゃんと子どもたちも伝わっとばいね」
高校生の子に大切なことを教えてもらえました。
『オイのコト』はじめに より
【ちょい見せオイのコト・その2】
ある県立高校での講演後、生徒さんからの感想文にあった言葉。
『今まで私たちの学校に講師の方が何人か来られました。
でも、私は正直言って何も感じませんでした。
この講師の人は、どこに行っても同じ話を同じようにしているんだろうな。
まるでロボットみたいな話し方の人ばかりでした。
源太さんは他の講師の方々と比べて年も若いし、きっと地位のある偉い人ではないと思います。
でも、本当に私たちのために一生懸命に話してくれている。
心を込めて、自分の言葉で伝えてくれている。
私たちの人生のために。
そのことが、何よりも嬉しかったです』
『オイのコト』はじめに より
【ちょい見せオイのコト・その1】
他の誰かではなく、自分の心と相談することにしました。
僕の心は言っていました。
旅に出たい。
旅に出て今を変えたい。
旅に出て自分を変えたい。
今のこの東京での情けない毎日から抜け出したい。
野宿でもいい。旅の中で自立した自分で在りたい。
そして――
「この一歩からは絶対に逃げてはいけない。逃げたら後悔することになる」と。
『オイのコト』第3章 ママチャリ日本一周【旅立ち】より